緊急事態宣言が解除された10月3日(日)、秋の音楽会が久しぶりの対面形式で実施されました。感染防止のためのソーシャルディスタンスを確保した調布たづくり12階の会場には、44名の会員が集い、開演前からそこかしこで再会の挨拶が交わされました。
今年の出演者は、会員の星野慎一郎君(42商)がメンバーの、塾員によるハワイアンバンド「パームアイランダース」と、ホクオラカニ・福井夕子さん率いるフラダンサーの皆さん。松場知子君(H19文)の司会で開演し、つづいて堀尾会長の挨拶では、就任以来初の対面イベントであること、会長ご自身がハワイと縁のあることが紹介されました。
第一部では「カイマナヒラ」など5曲が演奏され、ハワイアンの調べとフラのダンスで会場は一気に南国ムード。感染防止のためにゆったりと配置された椅子が、海岸に思い思いに座って音楽を聴いているような雰囲気を醸し出していました。家族会員の曽山加代君らもフラダンスを披露し、出演者も聴衆もともに楽しむあたたかい音楽会となりました。
休憩時間には、全員参加で「月の夜は」をフラレッスン、飛び入りゲストの小籏一浩君(44経)による「You are my sunshine」、全員での「ぼけない小唄」と、お楽しみが盛りだくさんでした。
第二部も、演奏・ボーカルと軽妙な曲紹介とフラダンスで、あっという間に予定時間に。アンコールでは「月の夜は」をもう一度全員で踊り、最後に星野君の音頭でみなで輪になって「アロハオエ」。歌う代わりに手を振って合唱し、コロナ禍の音楽会は無事に終演となりました。
コロナは落ち着いてきているように見えますが、まだまだ全員が安心して参加できる状況ではなく、今回もお会いできない方も多くいらっしゃいました。はやく皆さんとお会いできることを願っています。
音楽会担当幹事 鈴木浩子